無銭飲食ばあちゃん

ショックでした。


まさか、常連やったばあちゃんが、無銭飲食とは・・・


このばあちゃん、移転前の店舗の時からずっと来てくれてて、ちっちゃくてかわいい
ばあちゃんでした。
ハキハキしてて歩くのもバギー押しながら、余裕のものでした。


そのばあちゃん。


一回目は、私たちの目を盗んで超混んでいる隙に出て行ってしまっていたというもの。
もう来ないだろうって言ってたら、なんと!!!
堂々と食べに来たんです!!!!!


店長に報告して、とりあえず今日のお会計だけしてからお話しようってことで、
会計しようとしたら・・・・・


お金持ってませんでした。


「あ〜忘れたわ。」
って言われて、唖然。
もう80代くらいのばあちゃんなので、ちょっとボケてきたのかなぁ。
なんて、思ったんだけど相方のヨッシーは、「絶対正気ですよっ!!!」
「わざとですよっ!!!」て言って、警察呼ぶしかないんじゃないかっていう話にもなったんだけど、


店長の話にも、ぼけた感じで話にならないみたいだし、名前も住所もわからない。の
一点張り。


「ほんまに知らんのか。ばあちゃん」
「もう2回目やぞ。」


こんな気持ちがずっとよぎる。
私もヨッシーもショックやった。
前は、あんなによく食べにきてくれて、ぼけてるなんて思わせないくらい
シャキッとしてたのに、ほんまにほんまにボケてしまったのか。。。


結局、ばあちゃんを信用してお金取りに帰ってもらったんだけど、
きっと来ないと思う。
(こんなん言ったらあかんけど)


「いくらお年寄りでも、考えが甘すぎるねんっ!!!」
「甘やかしたらだめですよ!!!」


ってヨッシーは必死こいて言ってた。


私は、どう対処したらいいのかわからんかった。


「ほんまにボケてるんか?」
「きつく警察に突き出すべきなんか?」
店長も迷ってた。


お年寄りの問題って、難しい・・・。